保湿の基礎知識

肌の保護成分

肌は身体の一番外側にある事から、様々な刺激を日々受けています。肌の刺激となるものには、花粉などのアレルギー成分や、ホコリなどの刺激物のほかに、紫外線や気温によってもダメージを受けます。このような外からの刺激を全部受けていたら、肌は乾燥してボロボロになってしまいますが、肌には天然の保護成分であるバリア機能があるので、健康な肌はこれらの刺激をうけずに、跳ねかえす事ができます。外からの刺激が内部に届かないように保護する働きは、保湿成分でもあるセラミドが行っています。セラミドは、角質層で細胞の間を埋める事で、外部からの刺激が肌の細胞の隙間を通って中の組織を傷つける事のないようにしています。

また、多く分泌するとニキビなどの肌荒れの原因となりますが、肌は適量の皮脂によっても保護されています。皮脂は汗等と混ざりあって、皮脂膜という保護膜を作って肌を外部の刺激から守っています。皮脂膜はpHが5前後と酸性に保たれているのでさ、アルカリ性を好む細菌やウィルスが肌の表面で繁殖するのを防いでくれます。

皮脂が過剰に分泌されると、肌のテカリやべたつきの原因となるので、皮脂の分泌を嫌がる人がおおいですが、適度な皮脂の分泌は肌の保護にかかす事ができません。また、スクワランという脂質は、肌の表面で汗や皮脂と混ざって皮脂膜を構成しています。スクワランは皮脂膜を構成するのになくてはならない成分で、紫外線や細菌などの刺激から肌を守ってくれます。